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オオキンケイギクを山崎川全域駆除活動

ボランティアレポートでも書きましたが、環境委員会の第50回ボランティアは5/9に山崎川の特定外来種オオキンケイギクを駆除する活動を140名で行いました。
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オオキンケイギクとは北米原産の外来植物で、荒れ地でもきれいな黄色い花を咲かせるため、緑化工事用に多く移入されました。十数年前までは私たち建設業界も深く関わっています。しかしその後、繁殖力が強く場所を占領してカワラナデシコなどが衰退する原因となっていることが分かった ため、2005年に「特別外来種」に指定され輸入や販売が禁止になりました。それでも一度植えられたものは山崎川でも繁殖を続けているので、私たちの手で 抜き取ろうというのが今回の活動意義です。
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実はこの活動は名古屋市環境局の外郭団体「生物多様性保全活動協議会」の要請で行っており、その後も市民活動として5/16に行われ、さらに協議会スタッフの手で6月末まで瑞穂区から昭和区間の山崎川のオオキンケイギクの抜き取り作業が続けられたのでした。その結果、山崎川全域で今年はオオキンケイギクはほとんどすべて抜取り駆除が達成されたことをお知らせします。
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その中でも名建協が担当した左右田橋から鼎橋までの区間は、オオキンケイギクが特に密集していて、なおかつ傾斜が厳しいため、市民活動の親子連れなどにはやってもらえない重要な地域だったので、協議会の方々から感謝の言葉をいただいたことも合わせてお知らせします。参加したボランティアの皆さん、本当にお疲れ様でした。

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