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8月5日に「なごや環境大学共育講座」を開講しました。

令和5年度の第2回講座の今回は「まちの建設屋さんと工事現場を訪れよう!」と題し、今回は「名古屋西部ソイルリサイクルセンター」と「アスファルト合材工場」を見学しました。
両方とも工事現場ではないのですが、工事で使用する土やアスファルトと密接な関係がある施設です。建設工事に伴って発生する廃棄物や副産物が、すべてそのまま捨てられるのではなく、様々な処理を経て再資源化されていることを学んで頂くため企画しました。

まずは弥富市にある名古屋西部ソイルリサイクルセンターの見学をしました。
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こちらは名古屋市はじめ地域の市町村と地元事業者とが合同出資しつくられた施設です。
工事現場で地面を掘った際に発生した土を回収し、ゴミを取り除いたり品質を調整したりして、工事現場で使う改良土として再生する施設です。

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まずは事務所で施設についての説明を受けました。名西ソイルの職員の皆さまは土曜日にも関わらず対応をご快諾いただきありがとうございます。

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説明後は施設内の見学をしました。何万㎥もの土は目の前で見ると大迫力です。


続いて東海市にあるアスファルト合材工場(大有建設・世紀東急工業・岡戸組 JV)を見学しました。
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こちらも大有建設はじめ関係の皆さまにアスファルト合材工場について説明をしていただきました。ありがとうございます。

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工事現場で剥がされたアスファルト舗装はそのまま捨てられるのではなく、合材工場に持ち込まれ、細かく砕かれたのちに原料の一部として、新たなアスファルトとして再資源化されております。

建設現場では日々廃棄物や副産物が大量に発生しますが、それらはすべてがそのまま捨てられるのではなく、厳密なルールに従って現場で分別・保管場所へ運搬したのち、上述のとおり再資源化され建設資材として使われております。
講座後の参加者アンケートでは、そうした再資源化の取り組みを知って勉強になった、との回答が多くあり、大変嬉しく思いました。

毎年8月第一土曜日の開催で親しまれてきた現場見学講座も、ここ数年は加盟各社の工事現場の週休2日の浸透により、見学現場の用意が難しくなっております。
また、参加者の熱中症対策もより一層必要になっております。
そうした状況を踏まえ、来年度以降は時期や内容をリニューアルして開催を検討中です。
よろしくお願いいたします。