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「なごや環境大学共育講座」を開講しました。

7/19(土)に名古屋建設業協会のなごや環境大学共育講座の「加子母バスツアー」を開催しました。
朝9時に35名の参加者とともに久屋大通の名建協前を出発し、中津川市加子母の各所を巡り、夕方16時半ごろに名建協前にて解散しました

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加子母むらづくり協議会の協力によるブルーベリー狩り

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伊勢神宮式年遷宮の御用材伐採の紹介

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護山(もりやま)神社見学

今回も建築資材の供給を通じて古くから名古屋のまちづくりの要所であった、加子母の文化や歴史を学びました。
裏木曽地域の良質な木材は古くから無計画な伐採要請に悩まされており、直轄管理していた尾張藩や現地の人々は、様々な方法で持続可能な杜を守ってきたとのことです。
その一つとして計画的な植林が実施されるようになり、今年の御用材切り出しは初めて「人の手で植林した」御用材が切り出され、先人たちの努力が実を結んだ象徴的な出来事だったとのことです。
建設資材の持続可能な調達は、現代の建設業界にとっても大きなテーマの一つであり、我々も学ぶべき点が多くあると感じました。

なお、今回も募集開始と同時に多くの受講希望をいただき定員を大きく上回ったため、講座参加者は当協会にて抽選をおこない決定させていただきました。
残念ながら参加できなかった方にはお詫び申し上げます。多くの方々が参加できるよう、来年度以降の開催形式については見直してまいります。

今後も引き続き当協会の共育講座をよろしくお願いいたします。