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現場見学会に参加した生徒の皆さんの感想文一部紹介

2021年7月7日に実施した名古屋市立工芸高等学校都市システム科2年生を対象とした現場見学会に参加した生徒さん全員から名建協に感想文が届けられました。
当日はコロナウイルス感染対策の観点から見学コースを6つに分散して、それぞれ名建協会員有志が担当する土木・造園・公園分野の施工や管理の現場を見学してもらいましたので、コースごとに感想文の一部をご紹介します。
※当日の様子は 現場見学会を開催しました の記事で紹介しています。


●「あいにく雨天での現場見学会でしたが、悪天候の中、皆さんが一つ一つの作業を手早く確実に行っている様子を見て、私たちの生活は見えないところで支えられていることに改めて気づかされました。現場で工事に関わる人たちはお互いのコミュニ―ションを欠かさず、どうしたら作業がスムースに進むかということを全員で考え、協力していて、作業以外にも現場の完成に向けて必要なことがあることを学びました。今回の現場見学会で学んだこと、気づいたことを学校の授業や将来の仕事を選ぶ時に活かしていきたいと思います。ありがとうございました。」

(第一班参加のM・Aさん)



●「実際の土木の現場に行くことは初めての経験で、学校で習ったイメージよりはるかに壮大で驚くことが多くありました。世の中には様々な仕事がありますが、それらの仕事ができるのは土木という仕事があるから成り立っている、ということを改めて認識することができたとても良い機会になりました。今回訪れたどの現場でも皆さんが一つ一つの作業にやりがいと楽しみを感じて取り組んでいるところに感心しました。これから土木について勉強していく中でさらに興味が持てるようになったら、今回見学させていただいたような明るい雰囲気の会社に入りたいと思います。」

(第二班参加のN・Iさん)



●「私たちを引率してくださった名建協の方が、現場を訪れた私たちが何を質問していいのかわからない時に代わりにたくさんの質問をしてその場の雰囲気も和ませてくれたおかげで、多くのことを学ぶことができました。
私はこの高校に入って何度も聞いた「自分の生きた証を残す」という言葉が好きです。将来私も生きた証を残したいと思っていますが、今回の見学会でどの現場の皆さんからも「自分がつくった構造物を使っている人を見ると嬉しいし、やりがいを感じる」と聞いて、将来についてさらに深く考えることができました。本当にありがとうございました。」 

(第三班参加のM・Aさん)



●「今回の見学会は普段行くことができない現場を見たことで、私たちの進路に関わる貴重な経験になりました。最後に訪れた現場にはなんと、部活動でお世話になった先輩がいました。先輩との会話を通じて、やはり学校生活と仕事では、おこなってことが大きく異なり、責任感が大きく変わることを実感しました。そして、いろいろな経験ができると先輩は言っていました。私はこの見学会を通して、土木の仕事は責任感や達成感を感じるとてもいい仕事だと思いました。今回見たり聞いたりしたことを参考にして、これからの進路を考えてみたいと思います。」

(第四班参加のS・Mくん)



●「先日は雨の中、貴重なお時間を私たちのために割いてくださり。ありがとうございました。おかげで普段、学校では見ることができないことを現場で見学することができ、とても有意義な時間になりました。現場では、たくさんの作業員さんが仕事をされているところを見学させていただきましたが、無駄な動きが一切なく、全員が協力していることが良く分かりました。どの現場の皆さんも人々の安全を守り、日本の国土を守る土木の仕事に誇りを持っていると感じられて、私も将来、土木の仕事に携わりたいという気持ちがより大きくなりました。

(第五班参加のK・Iくん)



●「私は今まで建設の仕事に対してあまり良い印象がありませんでした。すごく疲れそう、大変そう、お金のことしか考えてなさそう・・・でも今回の現場見学会で出会ったどこの企業の人たちもとても明るく私たちに説明してくれて、とても楽しそうに仕事をしている雰囲気を見て、イメージがまったく変わりました。仕事をするということは誰かのためになるということであり、誰かを幸せにすることだと私は考えます。今回、現場で出会った皆さんも誰かの幸せのために仕事をしていると感じました。誰かの幸せを自分の幸せのように感じて仕事をしている人たちをすごくかっこいいと感じました。」
(第六班参加のS・Iくん)