今回はコロナ禍明けで4年ぶりの開催となる「加子母バスツアー」として、観光バスをチャーターし受講者の市民30名と中津川市と加子母村を訪問しました。
「苗木城跡」見学
城跡まで往復1時間ほどのハイキングをしました。
歴史ごとに異なる様式の石積みや先人の建設技術に触れました。
中津川市を一望できる絶景。リニアの建設現場も見ることができました。
「トマト圃場」見学
気候変動による夏の平均気温上昇はトマト栽培にも影響があるとのことでした。
生産者は土壌の管理方法を工夫したり、栽培品種を変えたりして、おいしいトマトづくりを続けられるよう対応しているそうです。
とれたてトマトのプレゼントもありました。
代々続く山守である内木家の現当主の内木哲朗様より、尾張藩の木材供給によって栄えた内木家の歴史について教えて頂きました。
また、将来も持続可能な良質な建築資材としての木材供給をしていくための課題などもご講話して頂きました。
市民受講生の方からは「まちづくりや建築の面で、歴史的に美濃地方と尾張地方が深い関係にあったことを学ぶことができた」「持続可能な開発について考える機会になった」「久々の開催で楽しかった」などといった声を頂戴しました。
暑い中、参加して頂いた皆さんありがとうございました。
また現地案内を快諾して頂いた苗木城ボランティアガイドの皆様、加子母むらづくり協議会の伊藤様、加子母トマト生産組合様、内木様も誠にありがとうございました。
名古屋建設業協会は引き続き、まちづくりと環境との関係に焦点を充て、環境大学講座を開催してまいります。
よろしくお願いします。