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なごや環境大学共育講座を開講しました

先日10月14日に令和5年度の最後の名建協のなごや環境大学講座を開催しました。
今回は戸田川緑地公園にて開催された「地域防災大会」にブースを出展しました。

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先日の「合同防災訓練」でも触れましたが、名古屋市で災害が発生した際、市と名建協との協定に基づき、名建協加盟各社が地域の防災出動や緊急車両の通行確保、災害復旧支援に出動します。

そうした安全で暮らしやすいまちづくりの活動を身近に感じていただくため、今回も重機の体験乗車を行いました。

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今回は200名近い方に体験していただきました。ありがとうございます。

今年度のなごや環境大学共育講座は以上となります。
全4回を通じ、多くの方々に参加して頂き、建設業の役割や環境配慮などについて学んで頂けたかと思います。
引き続き、地域における建設業の役割と環境に対する取り組みのPRをしてまいりますので、よろしくお願いいたします。

8月5日に「なごや環境大学共育講座」を開講しました。

令和5年度の第2回講座の今回は「まちの建設屋さんと工事現場を訪れよう!」と題し、今回は「名古屋西部ソイルリサイクルセンター」と「アスファルト合材工場」を見学しました。
両方とも工事現場ではないのですが、工事で使用する土やアスファルトと密接な関係がある施設です。建設工事に伴って発生する廃棄物や副産物が、すべてそのまま捨てられるのではなく、様々な処理を経て再資源化されていることを学んで頂くため企画しました。

まずは弥富市にある名古屋西部ソイルリサイクルセンターの見学をしました。
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こちらは名古屋市はじめ地域の市町村と地元事業者とが合同出資しつくられた施設です。
工事現場で地面を掘った際に発生した土を回収し、ゴミを取り除いたり品質を調整したりして、工事現場で使う改良土として再生する施設です。

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まずは事務所で施設についての説明を受けました。名西ソイルの職員の皆さまは土曜日にも関わらず対応をご快諾いただきありがとうございます。

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説明後は施設内の見学をしました。何万㎥もの土は目の前で見ると大迫力です。


続いて東海市にあるアスファルト合材工場(大有建設・世紀東急工業・岡戸組 JV)を見学しました。
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こちらも大有建設はじめ関係の皆さまにアスファルト合材工場について説明をしていただきました。ありがとうございます。

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工事現場で剥がされたアスファルト舗装はそのまま捨てられるのではなく、合材工場に持ち込まれ、細かく砕かれたのちに原料の一部として、新たなアスファルトとして再資源化されております。

建設現場では日々廃棄物や副産物が大量に発生しますが、それらはすべてがそのまま捨てられるのではなく、厳密なルールに従って現場で分別・保管場所へ運搬したのち、上述のとおり再資源化され建設資材として使われております。
講座後の参加者アンケートでは、そうした再資源化の取り組みを知って勉強になった、との回答が多くあり、大変嬉しく思いました。

毎年8月第一土曜日の開催で親しまれてきた現場見学講座も、ここ数年は加盟各社の工事現場の週休2日の浸透により、見学現場の用意が難しくなっております。
また、参加者の熱中症対策もより一層必要になっております。
そうした状況を踏まえ、来年度以降は時期や内容をリニューアルして開催を検討中です。
よろしくお願いいたします。

7月22日に「なごや環境大学共育講座」を開講しました。

今回はコロナ禍明けで4年ぶりの開催となる「加子母バスツアー」として、観光バスをチャーターし受講者の市民30名と中津川市と加子母村を訪問しました。

「苗木城跡」見学
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城跡まで往復1時間ほどのハイキングをしました。
歴史ごとに異なる様式の石積みや先人の建設技術に触れました。
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中津川市を一望できる絶景。リニアの建設現場も見ることができました。

「トマト圃場」見学
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気候変動による夏の平均気温上昇はトマト栽培にも影響があるとのことでした。
生産者は土壌の管理方法を工夫したり、栽培品種を変えたりして、おいしいトマトづくりを続けられるよう対応しているそうです。
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とれたてトマトのプレゼントもありました。

「山守資料館」見学
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代々続く山守である内木家の現当主の内木哲朗様より、尾張藩の木材供給によって栄えた内木家の歴史について教えて頂きました。
また、将来も持続可能な良質な建築資材としての木材供給をしていくための課題などもご講話して頂きました。

市民受講生の方からは「まちづくりや建築の面で、歴史的に美濃地方と尾張地方が深い関係にあったことを学ぶことができた」「持続可能な開発について考える機会になった」「久々の開催で楽しかった」などといった声を頂戴しました。

暑い中、参加して頂いた皆さんありがとうございました。
また現地案内を快諾して頂いた苗木城ボランティアガイドの皆様、加子母むらづくり協議会の伊藤様、加子母トマト生産組合様、内木様も誠にありがとうございました。
名古屋建設業協会は引き続き、まちづくりと環境との関係に焦点を充て、環境大学講座を開催してまいります。
よろしくお願いします。

復活!夏の加子母体感バスツアー

一般社団法人名古屋建設業協会 なごや環境大学共育講座
令和5年度 第一回講座

復活!夏の加子母体感バスツアー

コロナ禍による中断を経て、久々の開催となりました!
人気の講座の詳細が決まりましたので改めてご案内いたします。

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※江戸時代に尾張藩から「山守(やまもり)」として、山の管理を任された加子母村庄屋の「内木家」。
その末裔の内木哲郎さんが自宅を山守資料館として公開し、山守や裏木曽の歴史や文化を伝えています。
     
注意事項
・苗木城跡の見学は歩きやすい靴と服装でご参加ください。
・熱中症対策は各自でご準備ください。
・原則雨天決行です。天候により一部内容が変更になる場合がございます。予めご了承願います。

お問い合わせ
名建協事務局 TEL(052)971-1901

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