さる6月13日(土)午後、平成21年度第一回「なごや環境大学」名建協共育講座を開講しました。場所は名建協会議室、参加者は約40名でした。 この日のテーマは「建設業者と語る明日の名古屋のまちづくり」。特に「防災活動」と「復旧活動」を取り上げて、参加者が活発な意見交換を行いました。
加えて防災・復旧活動を単に名建協が行うだけでなく、新しい展開として「行政・建設業者と災害ボランティア団体との協働」を見据えて、協働による効果や課題を洗い出すことも講座の目的としました。
最初に災害ボランティア活動の代表として高崎賢一さんと鷲見修さんに取り組みを紹介していただき、次に名古屋市緑政土木局の防災担当である谷口敏明さんから市と(社)名古屋建設業協会との防災協定や発災後の「緊急輸送道路の確保」という第一に果たすべき役割の紹介がありました。 休憩中には本講座ではすでにお馴染みの手作りお菓子が振舞われて、そのあと名建協の取り組みを企画委員の村上さんが発表しました。
最後に4人による話題提供を基に参加者による意見交換を行いました。「立場ややってきたことがおのずと異なる者同士がまず知り合おう」「それぞれの専門とか本業を少し引っ込めて歩み寄るべき」「自分たちが気がつかなくなっている問題点を協働の相手から指摘してもらう効用は大きい」といった前向きな意見が続出しました。
今回の講座を出発点として、名建協では従来までの行政との協働に加えて災害ボランティア団体とも積極的に手を携えて、市民生活の安心・安全を守る使命を果たしていきます。
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