平成20年度、名建協は「なごや環境大学」・名古屋市との三者協働による「モリコロ基金助成」活動を展開してきました。「2050年なごやの環境首都像を市民とともに描き出す」ことを目的にしたこの活動の最終成果発表会を、3月7日(土)午後に、前出の催事と同じ中区役所ホールで開催しました。 「エコで楽しい、あしたのなごや」と題したこの催しには、約300名の来場者がありました。当日はドイツの環境首都に選出されたフライブルク市在住の前田成子(しげこ)さんの基調講演に続いて、市民と名建協メンバーで構成された「都市内交通」「緑」「資源・エネルギー循環」の3グループが過去一年間の他都市視察や討論の成果を発表しました。成果発表のコメンテーターを山田雅雄名古屋市副市長、中日新聞論説委員飯尾歩さん、そして前田成子さんの三人に、コーディネーター役は日本福祉大学の千頭聡教授にお願いしました。 「市民と建設業界の協働による政策提言」という全国的でも珍しいこの催しは、行政と市民の皆さんに名建協の存在意義を発信する格好の機会となりました。
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