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名建協の第2回共育講座を開催しました

2021年8月7日(土)午前、名建協主催の第2回共育講座を開催しました。
この講座は名古屋市が開講する「なごや環境大学」に協力して名建協が2005年の同大学開学以来、連続して企画・運営してきたもので、「市民と共に学び育つ」の想いから「共育(きょういく」講座」と名付けられています。

 2021年度の初回講座「岐阜県加子母地区との交流バスツアー」はコロナ禍の影響で開催中止となりましたが、2回目の今回は感染対策を施した上で名古屋市内の建設現場の見学が実現しました。
 訪れた現場は会員企業の大有建設株式会社が施工中の「広域河川堀川改修工事」。同社の担当者から「最新の施工技術や環境に配慮した施工方法などについて、街の建設屋が徹底解説!」と銘打った講座を実施していただきました。

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 当日参加された市民の皆さんは親子連れも含めて16名、現場の担当者以外に名建協企画委員が4名同行しました。
猛暑が心配されましたが、施工会社の行き届いた配慮で日除けテントやミストファンなどを設置していただき、快適な環境下での見学会となりました。

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現場の配慮は暑さ対策にとどまらず、ドローンを使って上空から現場全体を大型モニターに映し出したほか、クイズや重機の試乗、堀川に棲む生きものの紹介パネルなど趣向を凝らした多彩な講座内容に、参加された市民の皆さんから「大満足」という嬉しいアンケート結果をいただきました。

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今回の現場見学会は、同行した名建協スタッフにとっても大いに参考となる素晴らしい内容でした。改めて対応いただいた大有建設株式会社の皆さんに感謝いたします。

[名建協企画委員会 委員長 近藤 正]

名古屋市立工芸高等学校2年生を対象とする現場見学会を開催しました

名建協のさまざまな社会貢献活動を企画・実行する企画委員会は令和3年7月7日(水)に名古屋市立工芸高等学校 都市システム科2年生の生徒40名を対象とした現場見学会を開催しました。

この見学会は、次世代を担う子どもたちにインフラ整備の必要性や建築土木分野の職業的魅力を伝えるために名建協が毎年行っているもので今回が3回目となります。(昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止になりました)
当日は、クラスターの発生を防止するため6つの班に分かれてもらい、班毎にジャンボタクシーを使って移動し、延べ24の現場を見学してもらいました。

学校出発直前に降り出した雨が一時どしゃ降りになる中、傘をさしての見学となりましたが、参加者は現場責任者からの説明を熱心に聞いていました。

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雨の中、合羽を着て作業をしている現場もあって、建設業特有の過酷さを肌で感じてもらう貴重な体験にもつながったではないかと思います。
後半は雨も小降りとなり、何とか無事予定の現場を全て見学してもらうことができました。今回の見学現場は道路・河川・上下水・区画整理・造園・公園管理など名建協ならではの多彩さで、将来ある皆さんにとって建設事業に対する視野の拡大と興味・関心を深める貴重な機会になったものと思います。

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最後に、この見学会にご協力頂いた全ての関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

[企画委員会 委員長 近藤 正]

第87回ボランティア活動レポート

2021年7月3日、梅雨空の合間やっと晴れたこの日に、中区前津通りから三の丸官庁街にかけてゴミ拾いボランティアを行いました。しばらくコロナの影響で集合を自粛していたので、7か月ぶりの活動となります。昨年9月にリニューアルした久屋大通パークに朝8時30分集合、コロナの感染防止のため、体温測定しマスクをして、密集を避け、通行人の邪魔にもならないように気を配ります。朝礼で今回担当の水野工務店の林さんから注意事項を聞いた後、6班に分かれ、各班持ち場に出発しました。

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朝礼

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林さん活動説明

私の所属する第三班は名古屋市役所前の歩道を担当しました。

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大津橋にもゴミ

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市役所前

落ちているゴミは歩道には目立ちませんが、植え込みの茂みに吸い殻・空き缶が捨てられています。家裁横の遊歩道ベンチ周辺には大量の吸い殻と弁当のゴミも捨ててありました。ベンチなど自分たちも利用している市民の憩いの場を汚してしまうことに罪悪感はないのでしょうか?

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茂みを見て歩きます

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植え込みチェック

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結構ゴミがあります

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憩いの場を汚しています


帰りも密にならぬよう、各班作業終了後は流れ解散としました。
強い日差しで汗ばむ中、皆さんお疲れさまでした。


[名建協環境委員・加藤建設株式会社 野中賢輔]

天白農業センターでサツマイモの苗植え活動しました

2021年5月30日(日)、名古屋市天白区「名古屋市農業センター」内の「市民農園試行農地」に地元の平針学区子ども会有志を招いてサツマイモの苗植え活動を実施しました。

この農地は平成22年(2010年)に名建協が国から採択された「建設業と地域の元気回復事業」の一環として荒れ地を新たに開墾したもので、以来、協会員有志で組織する「市民農園研究会」のメンバーと「野良サポーター」と名付けた市民ボランティアによって維持管理されてきました。

梅雨の晴れ間の快晴に恵まれたこの日、地元子ども会による秋の収穫体験のために準備した10畝にサツマイモ「紅ハルカ」の苗500本を揃いの赤いエプロン姿の「野良サポーター」20名と子ども会の有志10名が汗を流して植付けました。

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野良サポーターから指導を受けて苗植えを行った子ども達は、口々に「初めての体験で楽しかった。早く大きく育ってほしい」と笑顔で話していました。

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現在、この農地の活動のリーダーを務める山田組の土井(ついち)さんは、「今回の苗植え活動はコロナ禍の影響で規模を縮小して行いましたが、今年10月30日に予定しているサツマイモの収穫体験は子ども達全員が集まって実施できることを心から願っています」と話していました。