平成27年5月9日、記念すべき第50回の環境ボランティア活動が行われました。場所は前回と同じ山崎川河川敷ですが、今回はゴミ拾いではなく特定外来種オオキンケイギクの抜き取り作業です。
オオキンケイギクは北米原産の外来植物で、荒れ地でもコスモスに似たきれいな花を咲かせることから、緑化用に多く移入されました。十何年か前まではその緑化工事には私たち建設業界も深く関わっています。しかしその後、繁殖力が強く場所を占領してカワラナデシコなどが衰退する原因となっていることが分かったため、2005年に「特別外来種」に指定され輸入や販売が禁止になりました。それでも一度植えられたものは山崎川でも繁殖を続けているので、私たちの手で抜き取ろうというのが今回の活動趣旨です。
今回はいつもより早く8時に集合。山田会長、小山委員長、瑞穂土木事務所の渡辺所長から激励の挨拶をいただき、野中の注意事項説明の後、6班に分かれて河川敷へ出発。オオキンケイギクがまばらに生えている河川敷の下の段を長く歩きながら抜き取る班と、密集して生えている上段の傾斜地に張り付いて抜きまくる班に分かれました。
山田会長あいさつ
野中からオオキンケイギク説明
現地まで整然と移動
抜き取り作業開始
まだ花が咲く前なので、葉っぱの状態のオオキンケイギクを見分けて抜き取らなくてはなりません。それでもみんなうまく見分けて持ち場内でほとんどのオオキンケイギクを抜き取ってくれました。
歩きながらの抜き取りも大変
花をつける前のオオキンケイギク
急斜面での作業
みんなで抜きまくる
最後に集積場に集めた40Lゴミ袋は50袋ほどになりました。斜面での作業は危険を伴うし、歩くのも結構疲れます。名建協の皆さん、お疲れ様でした。
作業終了の第4班お疲れ様
集積された約50袋のオオキンケイギク
[名建協広報委員・加藤建設株式会社 野中賢輔]