名古屋建設業協会の情報を最新のものに更新しました。
第52回ボランティア活動が8月1日、平和公園で行われました。参加人数139名。
内容はお盆前の墓地エリアのゴミ拾いです。
8時30分集合。山田会長、委員長の挨拶と、今回担当の大島造園土木の松川さんから作業説明を受けて、6班に分かれ出発です。
暑い。こんな早朝でも強い直射日光を受け、気温は33度を超えていました。熱中症にかからないよう、水分補給と、手分けして迅速な作業を心がけました。
落ちているゴミはタバコの吸い殻、紙屑、空き缶が多いですね。いつかはみんなお墓に入る、その立場で考えてみたら、お墓の周りは汚されたくないですよね。墓地エリアなのだから利用者はもっとマナーを守ってほしいものです。
お墓参りの季節前にゴミ拾いボランティアはお役に立つことができたでしょうか。みなさん、暑い中お疲れ様でした。
[名建協広報委員・加藤建設株式会社 野中賢輔]
平成27年7月25日、(一社)名古屋建設業協会主催の「なごや環境大学第3回共育講座」を開催しました。
「なごやの建設屋さんを訪ねよう」をテーマに25名の市民の方々に参加申し込みを頂きました。第3回目の今回は、ゴミ焼却後に生成される「溶融スラグ」がアスファルト舗装材に再利用されるまでを学びました。
夏真の太陽が照りつける中、参加者は名古屋建設業協会を出発して、マイクロバスで鳴海クリーンシステムへ。鳴海クリーンシステムの紹介DVD鑑賞後、羽島所長のシステム説明、そしてシステム内を見学しました。見学後の質疑応答では、溶融スラグについてその生成過程および性状が環境に与える影響などの、環境大学ならではの質問が出ました。
その後、参加者は溶融スラグをアスファルト舗装材に再利用する「大江合材センター」へ移動。高橋工場長同席の中、アスファルト合材の種類、性能等を座学で学んだ後、工場内を見学。工場が操業中であったのでアスファルト合材が、ダンプトラックへ積み込まれる様も見学出来て大満足の様子でした。以上、二つの施設の見学を終え、帰路は主要駅で参加者が順次マイクロバスを下車して第3回講座は終了となりました。
マイクロバス車内では参加された小学生の兄妹から「これで夏休みの自由研究の題材が出来ました。まとめるのは大変そうですけれど。」との声をいただきました。始まったばかりの夏休みながら宿題について話す時の兄妹の、少し憂鬱そうな表情が印象に残りましたが、それだけ充実した講座となったものと自負しています。
報告:企画委員・杉本憲昭
名建協会員有志が企画・運営する「なごや環境大学共育講座」は、今年で11年連続開講の人気講座です。その今年度第2回目の講座が6月20日(土)に開催されました。
幸いにも梅雨の合間の晴天となったこの日、名建協前に集まった市民の皆さん27名を乗せ、マイクロバスで最初の目的地、東海市をめざしました。
今回の講座では、建築解体現場などから発生する石膏ボードのリサイクル工事として全国最大規模を誇る「グリーンアローズ中部(GAC)」と、そのリサイクル過程で発生する石膏粉を原料として地盤改良材を製造する名古屋市港区内の「GAC名南工場」を見学しました。いずれの施設も名建協会員の株式会社ダイワさんが業務を委託されています。
参加した皆さんは、マイクロバスでの道中でダイワの斎藤部長さんから施設の概要や事業の意義などの分かりやすい解説を受け、それぞれの施設では実際に最前線のリサイクル技術を目の当たりにして、熱心に質問を投げかけていました。
親子連れで参加された方も多く、子ども達は施設内の機械の動きに目を輝かせ、軟弱地盤を改良する実験を興味深々の様子で学んでいました。
従来、建設業は市民の皆さんに開発イメージを強く与えてきましたが、こうした機会に環境保全や再資源化に配慮する今日の建設業の姿を体感していただければと願っています。
大好評の名建協の共育講座、第3回は7月25日(土)午後に開催されます。
詳しくは名建協HPのトピックス欄をご覧ください。