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「環境デーなごや」にブース出展しました。

9月16日に恒例の環境デーなごや中央行事が開催され、今年度もエディオン久屋広場に名建協ブースを出展をしました。

今回は3R(リユース、リデュース、リサイクル)のテーマに合わせ、舗装工事について知ってもらう展示にしました。
実は舗装工事で使用されるアスファルトや砂利などの大部分は、古くなった道路や構造物などを回収して加工されたものがリサイクルされております。
ブースでは、そうした再生材料を利用した舗装のサンプル展示や、工事で使用するバックホウの乗車体験を行いました。

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特に乗車体験では、ヘルメットや反射ベストなどのコスプレグッズを身に着けての写真撮影をしてもらいました。
ご家族連れやお子さんを中心に、高校生やご年配の方まで、日ごろは触る機会のない建設機械に乗ることができる貴重な経験になったかと思います。
合計で200名以上の方に体験していただき、終日大盛況でした。

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建設業とリサイクルの関係について、多くの方々に、少しでも興味関心を持ってもらうきっかけになったかと思います。

今後も、環境に配慮した建設業者の活動を知っていただくようPRして参ります。

「合同防災訓練」を実施しました。

さる9月1日の防災の日およびその前後日程、名古屋市内各区において、毎年恒例となっている名建協と各区土木事務所や警察等関係機関との合同訓練が行われました。

このうちの一つの中川区においては、区内に本社を置く加盟各社が参加し、松葉公園付近にて災害時の緊急車両通行確保のための道路啓開訓練を行いました。

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警察による道路規制

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ジャッキの操作方法の説明

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稼働不能車両に見立てた車両の移動

これ以外の区におきましても、それぞれの課題に応じ実践的な訓練を実施しております。
ご協力いただいた方々は誠にありがとうございました。

近年は気候変動の影響もあり全国各地でこれまで経験したことがない規模の災害が発生し、名古屋においてもいつ大災害が起きるとも分かりません。

名建協加盟各社は、名古屋市との協定に基づき、緊急時には復旧活動の最前線で二次災害の防止や通行の安全確保をする重要な役目を担っております。

加盟各社の発災時の復旧活動に、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

講習会(2級土木施工管理技士試験対策)を開催しました。

去る8月18日(金)、19日(土)の2日間、名建協会議室にて会員企業の社員を対象にした、2級土木施工管理技士試験対策の講習会を開催しました。
会員各社から計16名の方が参加し、東海工業専門学校より派遣された講師による中身の濃い試験対策を受講しました。

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終了後に実施した参加者アンケートの結果は概ね好評で「試験に向けた自信がついた」「また講習会を実施してほしい」との回答も寄せられました。

昨今、建設業においては少子高齢化が進む中で、将来の有資格者確保が大きな課題となっております。

名古屋建設業協会としても少しでも会員各社の課題解決に繋ってほしいと思い、今回の講習会を企画し開催しました。
残念ながら日時が合わず参加できなかったという声も寄せられておりますので、引き続き会員から広く意見を募り、実施資格や開催方法など検討し、より会員に役立つ講習会を企画して参ります。

最後になってしまいましたが。
開催に向けて多くの方々にご協力頂き、誠にありがとうございました。
引き続き協会活動へのご協力をどうかよろしくお願いします。

8月5日に「なごや環境大学共育講座」を開講しました。

令和5年度の第2回講座の今回は「まちの建設屋さんと工事現場を訪れよう!」と題し、今回は「名古屋西部ソイルリサイクルセンター」と「アスファルト合材工場」を見学しました。
両方とも工事現場ではないのですが、工事で使用する土やアスファルトと密接な関係がある施設です。建設工事に伴って発生する廃棄物や副産物が、すべてそのまま捨てられるのではなく、様々な処理を経て再資源化されていることを学んで頂くため企画しました。

まずは弥富市にある名古屋西部ソイルリサイクルセンターの見学をしました。
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こちらは名古屋市はじめ地域の市町村と地元事業者とが合同出資しつくられた施設です。
工事現場で地面を掘った際に発生した土を回収し、ゴミを取り除いたり品質を調整したりして、工事現場で使う改良土として再生する施設です。

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まずは事務所で施設についての説明を受けました。名西ソイルの職員の皆さまは土曜日にも関わらず対応をご快諾いただきありがとうございます。

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説明後は施設内の見学をしました。何万㎥もの土は目の前で見ると大迫力です。


続いて東海市にあるアスファルト合材工場(大有建設・世紀東急工業・岡戸組 JV)を見学しました。
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こちらも大有建設はじめ関係の皆さまにアスファルト合材工場について説明をしていただきました。ありがとうございます。

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工事現場で剥がされたアスファルト舗装はそのまま捨てられるのではなく、合材工場に持ち込まれ、細かく砕かれたのちに原料の一部として、新たなアスファルトとして再資源化されております。

建設現場では日々廃棄物や副産物が大量に発生しますが、それらはすべてがそのまま捨てられるのではなく、厳密なルールに従って現場で分別・保管場所へ運搬したのち、上述のとおり再資源化され建設資材として使われております。
講座後の参加者アンケートでは、そうした再資源化の取り組みを知って勉強になった、との回答が多くあり、大変嬉しく思いました。

毎年8月第一土曜日の開催で親しまれてきた現場見学講座も、ここ数年は加盟各社の工事現場の週休2日の浸透により、見学現場の用意が難しくなっております。
また、参加者の熱中症対策もより一層必要になっております。
そうした状況を踏まえ、来年度以降は時期や内容をリニューアルして開催を検討中です。
よろしくお願いいたします。