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第74回ボランティアレポート

元号が令和に代わり最初の環境ボランティア活動が5月11日に山崎川河川敷で行われました。今回は特定外来種オオキンケイギクの抜き取り活動です。名建協の皆さん130人が8時15分に集合。朝礼では高山会長、大島環境委員長の挨拶の後、私・野中から事前説明を行いました。

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オオキンケイギク説明

オオキンケイギクは侵略性が強く特定外来種の指定を受けているので、駆除活動を行っています。名建協では5年前から毎年続けてこのエリアで駆除活動を続けているため、繁殖数は劇的に減ってきました。自然保護協会へ「にじゅうまる宣言」を出して公認されています。

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葉っぱの形で見分ける

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始めのうちは見つからない

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探し回る

場所は萩山橋周辺の河川敷上段の急傾斜地4か所に分かれます。今年のオオキンケイギクは開花が遅いので葉っぱの形で探さなければなりませんが、はじめ戸惑っていた会員たちも、目が慣れると次々にオオキンケイギクの葉っぱを探し出して抜いてくれました。抜くときに刃のついていない「根掘り鎌」を使うことで、再生しないように根ごときれいに抜き取ることができます。

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皆で抜きまくり

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ここにも生えてた

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急斜面でザイルに掴まって

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捕れました

今年も危険な傾斜地でたくさんのオオキンケイギクを駆除できました。40Lのゴミ袋17袋分です。2016年が84袋、17年は雨で中止、18年が24袋だったので、また一段と繁殖数が減ってきたようです。会員の皆さん、お疲れさま。ありがとうございました。

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歩行者へのアピールポスター

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土木土場集積


[名建協環境委員・加藤建設株式会社 野中賢輔]

にじゅうまる宣言に登録しました

名建協の環境委員会では2015年から名古屋市内の山崎川河川敷に大量繁殖している特定外来種「オオキンケイギク」を、市民と連携して駆除しています。名建協は環境ボランティアメンバー150名が、一般市民の立ち入り困難で危険な急斜面エリアを中心に担当しています。特に2017年から「根掘りガマ」を使用することにより、根ごと抜取りができるようになり、抜き取り後の再生率も低下して来たようで、繁殖数が活動当初よりも半分以下に減ってきました。環境ボランティアメンバーの努力の賜物です。
この活動は外来種駆除と生態系サービス推進の意義があり、2010年に名古屋で開催された生物多様性国際会議COP10で採決された「愛知目標」達成に貢献するものとして、自然保護協会のにじゅうまるプロジェクトに宣言文を応募したところ、登録してもらえました。
http://bd20.jp/dantai/detail.php?id=8695
これからも名建協は生物多様性の保全に貢献します。

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[名建協環境委員・加藤建設株式会社 野中賢輔]

第1回ミステリーツアーの訪問先が決定しました。

お申し込みを頂いた受講生の皆さま
なごや環境大学共育講座の第1回講座「現場(または施設)見学ミステリーツアー」の詳細をご案内します。
PDFとWordでご用意しましたので、下記リンクよりご覧下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

詳細案内[PDF]

詳細案内[WORD]

今年度の「なごや環境大学」共育講座のご案内

毎年好評を博している名建協による「なごや環境大学」共育講座。
今回も「なごやの建設屋さんとエコアクションの現場を訪ねよう!」と題して、普段入ることがない最新の建設現場の裏側、そして流域交流の一環としての岐阜県加子母・中津川へのバスツアーなどのほか、毎年開催される「環境デーなごや」名建協ブースで参加者の皆さんとの交流や、盛り沢山な内容です。
 すでに定員に達した回もありますので受講を希望される際には、お手数ですが事前に名建協得事務局(052-971-1901)まで問合せていただけると幸いです。

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各回の詳細な内容は、受講いただく皆さんに講座開催1週間前までに電話・FAX等でお知らせします。